トビタテ留学JAPAN 2次面接で見られるコト
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こんにちは!
トビタテ7期生のたなかです!
8期の1次審査の結果が先日出たようですね。
早いようで、あれからもう半年が経ってしまった訳です。
以前、2次面接の概要について解説した記事の需要がかなり高くなってきたようなので、今回は2次面接でどのようなことを面接官が見ているのかについて個人的な見解を書き足したいと思います!
トビタテが欲しい人材とは
どんな奨学金も大体そうですが、トビタテにも欲しい人材像があって、その人材像に当てはまる人材に投資するのが奨学金というものです。
1次審査の記事でも詳しく書いていますし、1次審査を通った人にとっては今更振り返らなくてもいいかもしれませんが、1次審査の応募からも時間が空いていると思うので、まずはトビタテが求める人材像を振り返っておきます。
(※募集要項の「求める人材像」は何度も読み直して頭に刷り込みましょう。)
トビタテが求める人材像は、
・留学計画が物理的に実現可能か
・日本への還元は何か
・あなたに熱意はあるか
ざっくり大きく分けると、この3つです。
この人材像に当てはまるトビタテ生を1次審査と2次面接で選考しようとしています。
そのために、1次審査と2次面接に分けて選考することにはもちろん意味があります。
1次審査で見ていたこと
1次審査はもう終わっている(はず?)ので、詳しくは書きませんが、1次審査では、足切りの意味合いが含まれます。
(学校名などで機械的に切っている訳ではありません。いろんな学校から合格者が出ているので。)
ここで言う足切りというのは、根本的にトビタテの欲しい人材像に留学計画が乗っかっていない人を外すことです。
書面から見るだけで留学計画が無謀すぎるとか、留学後のビジョンが全く日本の為になっていないとか、そういう内容は1次審査で切り落とされます。
なんですが、1次審査でオンライン書類と自由記述で読み取れることは限られています。なので、
「2次面接でもう少し詳しく内容を聞きたいな。」となるような内容は2次審査でより詳しい話を聞こうかと審査員側では考えると思います。
詳しくは、「1次面接で見られていること」を見てもらえると助かります
2次審査で見たいこと
1次審査の目的が、根本的にトビタテの求める人材像と異なる人を足切ることでした。
となれば、2次面接にたどり着いているということは、ある程度はトビタテがあなたの留学計画とビジョンに興味を持っているということです。そこは自信持って大丈夫です。
では、その興味ある留学計画・ビジョンの中から、より投資したい留学計画を選りすぐるために、トビタテが2次面接をする意味は何なのかというと、1次審査では読み取りきれなかった部分を、面接を通して読み取ろうという訳です。
具体的には、
- 留学計画・ビジョンのより詳細で具体的なところ
- それを実現するだけのパーソナリティーがあなたにあるのか
という部分を、面接を通してトビタテは見ようとしています。
7期の選考と同じなら、2次面接は個人面接とグループディスカッションの2つで構成されていると思います。
なぜ、個人面接とグループディスカッションに分けて、面接審査を行うのか。と言うことを考えると、
・個人面接
あなたの留学計画・ビジョンに対の気になることに対して質問して、より具体的な部分を聞き出すこと。
その留学計画に対してどのような考えや気持ちを持っているのか。
・グループディスカッション
留学計画・ビジョンを実現するだけの人間性を持ち合わせているか
ということをそれぞれ目的にしているからです。
繰り返しになりますが、トビタテは、
- その留学計画の実現可能性があるか
- その留学後のビジョンで何を日本に還元できるのか
- あなたの熱意
を、1次審査と2次面接を通して見ています。
そして、2次面接では、留学計画・ビジョンのより具体的な部分やあたなのパーソナリティーなどをより詳しく読み取った上で、留学計画の実現可能性や日本への還元をより詳細に評価しようじゃないか。という訳です。
2次面接は現実的に
1次審査を通って、「2次面接に向けて留学計画をもっと魅力的にしないと!」と思ってしまう人がいると思うんです。
(自分も、学校の先生に浮き足立つなと指摘されました。笑)
なんですが、1次審査を通った時点で、トビタテはある程度あなたの留学計画に興味を持っています。大丈夫です。
むしろ、2次面接でトビタテが見ていることは、その留学計画が本当に実現可能なのか。本当にあなたがそのビジョンと還元をできるだけのパーソナリティーがあるか。という具体的なところです。
新たに、色んな要素を付け加えて留学計画の内容をより魅力的にすることは否定しませんが、
一度、自分の留学計画・ビジョンを客観的に見て、本当に実現できるのか。と言うことを自分に問いかけてみてください。
最後は情熱
実現可能性をしっかり示しましょうということを散々言っていますが、そんなこと言ったって実際に行ってみないと分からないことばっかりで、
「そんなの、行ってみて壁にぶち当たってからなんとかします!」
としか言えないんですけど。と言う人もいると思うんです。
というか、留学先の海外では予想外のことが起きる方がむしろ普通です。
トビタテもそのことは分かって考慮していて、「実現可能性」という言葉の中には、予想外の困難を乗り切れるかどうか。ということも含まれます。
それを判断する材料は何か、というとそれは
「情熱」
です。
なので、実現可能性が説明しきれない!って場合は、「壁にぶち当たったら、その壁をグーパンで殴り潰すまでです!!」という感じの情熱で押し切ってしまえば大丈夫です。
もちろん、具体的に説明できることは重要です。それに越したことはありません。
ですが、それだけでは留学の成功が実現しないこともトビタテは考慮しているので、最後は、「やって、やれば、やれるんです!」と押し切る情熱も重要かと思います。