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トビタテ留学!Japan【高校生コース】の倍率は?書類審査と2次面接では?

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トビタテ留学Japanの高校生コースに応募中、または応募検討中の皆さん

大学生の方の7期生のたなかです。

 

トビタテの選考中どうしても気になるのが、「倍率」だと思います。

 

以前、大学生対象のトビタテ選考の倍率の記事を書いた結果、高校生コースに応募中か応募検討中の人も多くいるみたいだったので、

今回は、トビタテ!留学Japan高校生コースの倍率について書いていこうと思います。

 

大学生コースなら2次試験の流れや雰囲気のことも書いているんですが、そのことは語れないので、文部科学省の発表している数字を元に倍率を見ていきます。

 

 

 

トビタテ高校生コースの募集枠とそこから読み取れること

トビタテ!留学Japan・高校生コースの募集枠
トビタテ高校生コースの募集枠は、毎年若干変わっています。

ですが、第1期から第2期にかけて枠組みから募集人数まで大幅に変更してからはそれほど大きな変更はありません。

 

第1期の募集は、トビタテ側としてもどうなるか分からない状態でのスタートだったので、とりあえずそれっぽい募集枠を設定するしか無かったわけですが、

2期以降は、それまでの応募者数と候補生の質をある程度考えて募集枠を設定しているので、今後もそれほど大きく変わらないと思います。

 

 

募集枠はただの基準です。

トビタテは、面白い思ったら人数を超えても採用するタイプなので、いい候補生が多ければ枠を超えて採用しますし、逆も然りです。

ただ、4期からプロフェッショナルへのプロフェッショナルコースの枠が増えるので、面白いの基準が高くなるかもしれません。

 

また、枠の増減が前の期の結果がトビタテ的な期待値を表しています。

プロフェッショナルでは、2期で思ったような候補生が集まらなかったので、3期では30人募集枠を削っています。

しかし、近年の時代の流れ的に期待したいコースなので、4期では未来人材テクノロジー枠というものを設けて募集枠を増やしたのでしょう。

 

それでは、それぞれコースごとに倍率を見ていきます。

 

 

アカデミックコース

アカデミックコースはトビタテ高校生コースの中では最大の募集数を誇りつつも、倍率もかなり高い、一番の注目コースといったところだと思います。

 

高校生から専門的な目的の留学をする学生はなかなかいなと思うので、このコースに募集者が集中しているというところでしょう。

ということで、さらに細かく募集枠ごとの倍率を見ます。

 

テイクオフ(新2,3年生対象)

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高校生コースの総応募者数の半分は、このテイクオフ(新2,3年対象)なんですが、

募集枠もそれなりに多いので、倍率が一番高いわけではありません。

 

この枠の特徴としては、2期から3期にかけて募集枠を増やしているので、期待はされていると思いますが、めちゃくちゃ期待されてるってほどではないです。

 

近年は、プロフェッショナルへの期待が高そうなので、今後はプロフェッショナルにいい人材が集まりそうなので、倍率が今後高くなる可能性はあります。

 

倍率もおそらく5~6倍だと思います。

 

テイクオフ(新1年生対象)

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唯一、2次面接がなく書類+動画を送るシステムのテイクオフ(新1年生対象)の枠ですが、こちらは若干トビタテ期待の枠といえます。

 

2期から始まったので、1期の結果は1ミリも参考になりませんが、

2期から3期に募集枠を増やしてもらっている上に、3期でも枠を10人も超えて採用されているので、募集数が多い分ということはトビタテがいいと思う候補生が多い枠だと思います。

 

ですが、こちらもプロフェッショナルに枠を食われる可能性があるので、倍率は5倍前後といったところだと思います。

 

ショート

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アカデミックの中ではガクッと倍率が下がるアカデミックのショートですが、

このコースの学生を多く採用するということは、より多くの学生に一旦海外に行って欲しいという思惑が垣間見えます。

 

学校に通うはずなので、留学しながらも英語だけでない。というところが国として支援しやすいのでしょう。

あと、期間的にも日本の教育の方もしっかり履修しきれる長さなので。

 

4期に少し枠を減らされていますが、今後も4倍は超えないぐらいの倍率でしょう。

 

ロング

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トビタテが一番期待しているだろうと思っていた本格留学は、以外にも厳しい倍率になっています。

やはり、日本の普通教育をすっ飛ばす留学にはそれなりの覚悟も持って行ってもらわないと困ると言いたい所なのかなと。

 

なので、おそらく日本での教育過程をすっ飛ばす分をあっちでちゃんと挽回できる人材でないと支援されないと思います。

 

今後も10倍近い倍率が予想されます。

 

 

スポーツ・芸術コース

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夢を追い求めて留学する人が多いであろう、スポーツ・芸術コース。

ですが、良ければはっきり取るし悪ければはっきり落とす感じだと思います。

 

募集が多かった2期では、しっかりとビジョンの持った候補生が多かったのか枠を10名超えて採用していますが、

一方、募集が減っていいと思う候補生も減ったであろう3期では、枠の6割しか採用していません。学生に質に採用数をかなり委ねてます。

 

なので、採用数には変化はありますが、倍率は大きくは変わらず3倍弱あたりといった所でしょう。

 

 

プロフェッショナルコース

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近年、急激に注目を集めているプロフェッショナルコース。

やはり、高校生から専門性を持って学習するのはトビタテ的にも社会的にも期待できる訳です。

 

ですが、そんな期待とは裏腹になかなか募集者が集まらないのがこのコースの特徴です。

2期では枠をちょっと上回る募集者数だったので、やはり留学の質や学生の質を考えると枠から削らなければならない感じだったのでしょう。

 

4期から未来人材テクノロジー枠が追加され、募集枠も増えましたが応募者も増えたので全体倍率は変わらず2.5倍前後というところでしょう。

 

ですが、未来人材以外の倍率で言えば、112人の募集に対して36人の3.1倍と未来人材以外はかなり難易度が上がりました。

 

未来人材枠2倍弱

未来人材以外だと3倍前後、

になると予想します。

 


国際ボランティアコース

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最後に、国際ボランティアコースですが、選考的には高校生コースの中では最も普通なコースだと思います。

 

アカデミックのように激戦区な訳でもなく、

プロフェッショナルのように、期待値アゲアゲな訳でもない、

かといって、スポーツ・芸術のように候補生委ねている訳ではない。

 

ボランティアは、トビタテや国からすると一定の評価はあるが、

時代の流れで需要が急激に高まったりする分野ではないので、ある意味安定していると考えられます。

 

倍率も3倍程度で落ち着くでしょう。

 

 

書類審査の倍率と2次面接の倍率は?

トビタテの選考に応募している人からすると、書類面接の倍率、2次面接の倍率を個別で知りたいと思います。

その気持ちは非常にわかります。

 

ですが、文部科学省から発表されているのは総応募者数と最終合格者数のみです。

 

正確には、1期のみ書類審査通過者も発表されていますが、1期はアカデミックは枠が根本的に違えば、アカデミック以外では、募集が少なすぎて書類面接でほぼ落とされてなかったりするので、1期を見ても予想出来ないです。

 

ですが、強いて予想するなら、総応募者数と2次面接のキャパから無理やり考えられます。

下で詳しく。

 

予想できる2次面接の倍率と、書類審査の倍率

2次面接参加者は、唯一わかる1期で432名です。それに足して日程は9日間でした。

となれば、地方は参加者が少ないとかを加味すれば、1日で100名ぐらいの面接ができる限界だと思います。

 

2期で一気に2057人に募集者数が増えると、日程が増え関東会場(東京)は3日間になりました。つまり、キャパは300人です。

一方で、関東の合格者数は163人。

つまり、全コースでの2次面接の倍率は2倍程度と予想できます。

 

ですが、もちろん元々の倍率や人数によって倍率が偏ってくるので、それを自分なりに加味して予想しました。

そんな、自分が予想する各コースの書類審査と2次面接の倍率がこちら。

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だいたいこんなもんかと思います。

気持ちの整理にでも使ってください。

 

それでは、皆さんトビタテ選考は悩み放題で大変だと思いますが、

悩んだ分だけ後に活きるので頑張ってください!

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