自己紹介
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ブログをご覧の皆様。こんにちは!
たなかです。
以前の記事で自分の目標や考え方をざっくりと自己紹介させてもらいましたが、
今回はこれまでの経歴や、なぜオランダでフィジオセラピストになろうと思ったか
についてまで詳しく自己紹介しようと思います。
その前に、ざっくりした自己紹介から見たい人は下へどうぞ。
また、私の経歴や今後の展望はこちらへ
サッカーにすがろうと思ったわけ
自分は人生はサッカーにすがって生きていこうとおもってます。
すがってと言っても、サッカーを仕事にしっかり稼いでやろうという計画はもちろんあるのですが、正直言って普通に仕事した方が圧倒的に稼ぎやすいことは確かだと、自覚しています。笑
そんな中、なんで自分はサッカーにこだわって生きていこうと思ったのか。についてです。
恩師との出会い
小学4年生の冬に人生の恩師に出会います。
それまで、のほほんと平穏な暮らしを送っていましたが、その恩師との出会いで
夢や目標に全力で向かって行くことの難しさやその価値
に気付いたのが、最初のきっかけでした。
その恩師がしつこく言っていたのは、
「最後まで努力したやつが成功する。」
ということでした。
シンプルな言葉ですが、人生を生きれば生きるほどすごく味が出る言葉です。
皆さん、そろそろお気づきかと思いますが、自分は調子乗りで、根はへらへらしているので、この教えがなければきっと僕の人生はつまらないものだったと思うんです。
この言葉を信じて、中学・高校とサッカーを続ける中で、
毎朝早起きして自主練をしたり、自分で調べてトレーニングしてみたり、
自分なりに努力を続けてみたんです。
結果的には、努力が足らずでプロサッカー選手にはなれませんでしたが、これまで努力したおかげで、キックになら凄い自信があるとか、サッカーを教える時にコツが伝えられるとか、
努力したなりに得るモノが今になって出てくるんです。
高校生までとりあえずひたむきにサッカーに努力してきた人は日本に山程いると思いますが、恩師に出会って、8年間努力してみた結果、自分が導き出した答えはこうです。
「サッカーを人生で努力し続ければ、きっと何か得るモノがあるはず!」
そう思うわけです。
これに絶対的な自信があるわけではないんですけどね。笑
でも、人生失敗したって80年経てば勝手に終わるんだから、
思い切ってやってみようと思って恩師の言葉を信じることにしています。
弟への嫉妬心
もうひとつは、弟への嫉妬心です。
自分の弟はサッカーが上手いんです。
一応、Jクラブの下部組織に所属してるぐらいで、それは誇らしいことなんですが、
「同じ遺伝子を引き継いで、同じ飯を食って、なんで俺とお前はこんなに違うんだ。(怒)」
と。納得がいかないんです。
けど、先ほどの話に戻りますが、
「最後まで努力したやつが成功する」んですよ。自分の理論では。
確かに、弟も僕の恩師と出会ってますし、その教えに従って今まで努力した結果が今に繋がってます。
じゃあ、弟さんも努力し続けたら勝てないじゃないですか。
と思われるところですが、僕は弟の最大の弱点を知っているんです。
それは、周りの雰囲気に流されやすい所です。
そして、自分は知っています。
高校・大学・社会人とサッカー以外のことで忙しくなって、サッカーに打ち込める時間が限られていく。そして、周りの雰囲気が
「色々忙しいこの時期ぐらい休んでもいいんじゃね?」
となることを。
そこが僕のアタッキングポイントで、ここで大逆転をかますわけです!!
今のは半分ぐらい冗談ですが。笑
けど、自分は弟より4年、人生を早くスタートさせているわけで、
兄貴としてそう簡単に負けを認めるわけにはいかないわけです。
なので、仮に弟がプロサッカー選手になったなら、俺はプロサッカートレーナーになってやろうと。それもヨーロッパのプロクラブでトレーナーをしていれば、、、、
俺の勝ちや!どうや弟よ!!( `ー´)ノ
そういうわけです。
とりあえず、弟には総合点で負けません。よろしくお願いします。
なぜ日本じゃなくて海外(オランダ)に行くのか
ここからは真面目な話です。(と言っても、ふざける隙があればふざけます。)
今までの話だと、海外に行く理由が弟に勝つためという風になってしまいますが、
海外に出ようと思ったのは、ちゃんとした理由があります。
それは特に、
①トレーナーの社会的地位
②スポーツの社会的価値
③サッカーにこだわるため
という3点です。
トレーナーの社会的地位
日本のトレーナーと海外(アメリカとヨーロッパ)のトレーナーでは、社会的な地位が全然違います。
それは、ATC(アメリカの公認トレーナー資格)の方の話を聞いたり、実際にハワイ大学でATCの研修を受けたりした中で、間違いなく感じた部分です。
Carer GardenとPayScaleの情報で、分かりやすく給料で比べてみると、、、
・日本のアスレティックトレーナー
平均年収:200~400万
分布:・100万円以下:約20%(102名)
・200万円以下:約6%(30名)
・300万円以下:約8%(42名)
・400万円以下:約8%(39名)
・501万円以上:約17%(88名)
備考:25%はアスレティックトレーナーとしては無給。
・アメリカのアスレティックトレーナー(ATC:Certified Athletic Trainer)
平均年収:・大学卒の学士号:46.176ドル(572万円)
・大学院卒の修士号:51,144ドル(634万円)
・大学院卒の博士号:76,262ドル(945万円)
・全体平均:32,106ドル~56,692ドル(352万円~622万円)
備考:初任給の平均は34,623ドル(429万円)。
全く同じデータではなので比べにくい部分はありますが、それでも全然違います。
家族をもって生活するのに必要な収入を月30万円と仮定すると、
それを満たすのは、
日本のATでは30%もいないぐらいですが、
ちなみに、アメリカの理学療法士(PT)はもっとすごいです。完全に高所得者です。
自分が目指すヨーロッパのフィジオセラピストも、うろ覚えですがATCとほぼ一緒の300∼600万円ぐらいです。
そうなる原因は色々ととあるのですが、まずはトレーナーの社会的地位にあります。
もちろん、物価などの影響も多少はありますが、と言っても水も100円マックも同じく1ドル(102円:2017年5月現在)です。そこが理由ではないです。
単純な話、専門学校で取れてしまう日本のATと大学院の修士でしか取れないアメリカのATCでは資格自体の重みが変わってきます。
ATCは準国家医療資格です。つまり、看護師と同じぐらい信用された資格なんです。
(失礼な言い方になってしまい、すみません。)
もちろん、その分、資格自体が取りにくいんですが、自分としては
資格を取って給料がなくて辞めざる得ないよりははるかにマシです。
だから、僕は海外でトレーナーをしようと思ったわけです。
社会的地位が違う詳しい理由とか、ATCのことは今後の記事で書こうと思います。
気になる方いればコメントください。
参考文献
アスレティックトレーナーの給料・年収・収入 | アスレティックトレーナーの仕事、なるには、給料、資格 | 職業情報サイトCareer Garden
Certified Athletic Trainer Certification Salary, Average Salaries | PayScale
スポーツの社会的価値
もう一つはスポーツの価値。
スポーツの価値と言えばざっくりとしたものですが、つまりは、
「スポーツがどれだけその国の文化として根付いているか。」
ということです。これも日本とアメリカやヨーロッパでは全然違います。
皆さん、このスタジアムと体育館。どのレベルのチームのだと思いますか?
これ、両方ともハワイ大学のCollege Sports、
つまり、大学の部活が所有しているスタジアムと体育館
です。公営のを借りてる訳じゃないんです。本当に大学が所有してます。
1枚目:Aloha Stadium
ハワイ大学アメリカンフットボールチーム 試合専用スタジアム
収容人数:約4万人
2枚目:Stan Shriff Center
ハワイ大学バレーボール・バスケットボールチーム兼用 試合用体育館
収容人数:1万300人
日本の大学スポーツと比べてみてください。
自分の大学のサッカー部の試合は500円とかで見れます。
プロの試合でもJ2の試合なら2000円もしないです。
一方で、ハワイ大学のアメリカンフットボールの試合、4000円~です。
それでもいい対戦カードの時は4万人のキャパが埋まるそうです。
アメリカの大学スポーツの話もまた今後書きたいと思いますが、なんで大学スポーツがこんなに流行るのかというと、スポーツ文化が生活に馴染んでいるからなんです。
別に競技レベル自体は日本と大差ないですよ。大学野球の日本vsUSA、日本も劣ってないでじゃないですか。けど、アメリカはプロみたいな環境ですが、こっちはどんだけ強い大学でも所詮は部活は部活の環境です。
みんなそれぞれが応援しているチームがあって、週末になったらテレビかスタジアムで応援する。それはなぜかと言うとスポーツの価値が高いからなんです。
ヨーロッパには大学スポーツはありませんが、その代わり、アマチュアのクラブチームがたくさんあって、総合型地域スポーツクラブという、スポーツが何でもできる施設が広まっています。
そうでなくても、芝生の公園があちらこちらにあって、いつでもスポーツが出来る環境があるんです。
一方、日本の公園、土のくせにボール遊び禁止のところ多いですよね。スポーツの価値、じぇんじぇん分かってねーじゃん。って話ですよ。 (怒)
自分はアメリカやヨーロッパのようなスポーツが生活に根付いた文化にすごく魅力を感じていて、そういった文化の中でスポーツに携わる仕事をすることは、自分にとってすごい魅力的なわけです。
また、最終的に僕がスポーツ先進国から学んで日本に帰ってきたら、
日本のスポーツ文化を発展させられるんじゃないか!?
そんな淡い期待も抱いているわけです。
オランダでサッカーを、スポーツを極めて帰ってきます!
乞うご期待あれ!
サッカーにこだわるため
先ほども話した通り、僕はサッカーにすがろうと決意しています。
いろんなスポーツを見ることはトレーナーとしては重要な経験で、それも必要ではあります。
けど、最終的にはサッカーに行きつかないと僕にとっては意味がないんです。
だってサッカーにすがるために海外に行ってまでトレーナーをするんですから。
ここまでの中でもちょくちょく出てきているアメリカのATCという仕事。
ATCは確かに社会的地位も確立されていて、給料もいいです。英語で勉強もしやすい。海外でトレーナーになりたい人がいるなら真っ先にオススメします。
けど、アメリカではサッカーは所詮マイナースポーツなんです。そこにどこか納得がいっていない部分があって、その時にあるATCの方のお言葉です。
「サッカーが見たいならヨーロッパがいいよ。」
これに僕の方程式がばっつり当てはまりました。
「ヨーロッパ=サッカー人の憧れ+レベルの高い環境=最高!」
これだ!と。
これに関してはこれ以上の理由はありません。頭が納得したら、体は勝手に動きます。
けど、それでいいんです。僕のモットーは「やりたいことに立ち向かう」ですから。
それでいいんです。
英語からオランダ語に学習する言語が変わったことで、確かに目標の難易度は高くなりましたが、やりたいことが見つかったらそれに向かって突進するのが僕のスタイル。言語が変わったぐらいでは揺らぎません。
一生、サッカーにこだわって生きてこうと思います。
なぜオランダかはまたおいおい書こうと思います。
以上です。
ご清聴ありがとうございました。