トビタテ留学Japanの2次面接の倍率!〜コース別で紹介〜
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皆さん、こんにちは。トビタテ7期生のたなかです。
以前の記事では、2次面接の流れや服装、個人面接の質問集などを紹介していきました。
トビタテ!留学JAPAN7期の2次面接~倍率・質問・服装・対策~ - Football道
ということで今回は、
「2次面接の倍率ってどれぐらいなの?」
という質問に答えていこうと思います。
ちなみに、1次面接の倍率は下の記事で解説してるので、1次審査通ったけど倍率どんなもんだったんだと思う人はどうぞ!
こっちの方が何でそう思うかって部分を詳しく書いてます。
トビタテ!留学Japanの1次審査の倍率って?? - Football道
トビタテの倍率は公表されてる?
トビタテ 留学Japanの倍率ですが、文部科学省のHPで公表されています!
選考全体を通しての倍率だけですが。
1期と2期のみ1次審査と2次面接、それぞれの選考通過者数を分けて公表しているのですが、3期以降では、総応募者数と最終選考通過者数のみしか公表されていません。
それがこんな感じです。
そして、そのうちの貴重な1期と2期の2次面接の倍率はこんな感じです。
- 1期
- 2期
・引用
トビタテ!第1期生の選考結果及び支援企業・団体について:文部科学省
トビタテ!第2期生の選考結果及び支援企業・団体について:文部科学省
ですが、2次面接を目の前にしている候補生的にとっては、2次面接だけの倍率が気になるところではあると思います。
という訳で、1期2期中心に公表されている倍率と、自分の経験則、それにトビタテ奨学金の狙いを加味した結果、
自分の予想的にはこれぐらいだなっていう倍率を出していきます。
2次面接の準備は公開から2週間ぐらいしかない?はずなので、2次面接の倍率は簡潔に述べていきたいと思います。
なぜ、自分がそう予想するのか。という話は1次審査の倍率のところでかなり詳しく書いているので、そっちがいいと思います!
トビタテ!留学Japanの1次審査の倍率って?? - Football道
各コースの2次面接の倍率予想
1次面接は足切りの意味合いが大きいので、各コースの枠をある程度考えて2次面接で見れる程度に削ります。
というより、書類で分かることは限られているのでむやみに落とせないのが1次審査です。
ですが、トビタテの2次面接は個人面接もかなり長めなので、しっかりと見て来ます。
そしてトビタテは、欲しい人材がいなければ枠を無視して削りますし、
逆に欲しい人材が多ければ枠を超えて採用されます。
なので、応募者数が毎期早めに発表されますが、そこで倍率が低いからといって油断しないでください!
それでは早速、各コースの2次面接の倍率を述べていきます。
理系、複合・融合系人材コース
トビタテで最も応募者数が多いのが、多様性人材とこの理系、複合・融合系人材コースですが、多様性人材とは違い応募者数の多さの分、枠も220人と大きくなっています。ご存知かと思いますが。
そんな融合系人材の特徴は、
「2次面接でみっちり見て落とすスタイル」
です。
融合系は毎回定員を割っていることから考えて、
一旦は1次審査は通すけど、2次面接で容赦なく削られているコースと言えます。
なので、おそらく1次審査が1.1~1.5倍と低めで、
2次面接の倍率は、1.6~2.0倍ってところじゃないかなと思います。
新興国コース
海外ボランティア系が多いんじゃないかなって勝手に思っている新興国コースに関しては、毎年80名の枠からがっつり削られるのが特徴です。
そんな新興国の2次面接の特徴は
「2次面接には行けるけど、2次でがっつり落とされるコース。」
です。
もともと募集人数は少ないのと、新興国に行くことに面白みがあるので、1次審査ではそんなに落とされないと思います。少なくとも、トビタテ的には興味深い。
しかし、トビタテが欲するようなビジョンと計画が伴っていないと、がっつり落ちると思います。
1次審査の倍率は、1.3~1.8倍かなと思うのですが、
それに対して2次面接では、1.9~2.3倍ぐらいになるかなと思います。
世界トップレベルコース
学力面で優秀な人が集まると個人的に思っている世界トップレベルコース。
このコースの2次面接でトビタテが見たいことは、ちゃんとトビタテの求める人材なのか、つまり、良さげな大学に留学することに満足してないか?ということです。
そんなコースの2次面接の特徴は、
「1次審査でトビタテの的を得て要るか、2次試験で人間性が大丈夫かを見る」
という感じです。
このコースは基本的に留学計画と留学先大学を見れば、大体の留学内容が理解できます。知られている大学だからこそ、不明確さが少ない留学計画になると思います。
なので、1次審査で、トビタテの求める人材像にあっている留学計画かをしっかり確認してくるのがこのコースです。
なので、1次審査に比べ2次試験の倍率は低くなります。
1次審査の倍率が2.5倍あたりかなと推測しているので、
2次面接の倍率は、1.2~1.6倍ぐらいと予想します!
ですが、気をぬくと落ちるのは確かなので、要注意。
多様性人材コース
言わずもしれた難関コース、多様性人材コース。
毎期、多くの募集に対して100人の枠なので高倍率なのですが、毎年定員を超えるので、トビタテ側からすると高評価なコースなのでしょう。
ここ3年では定員+20人程度は多く採用しているので、かなり積極的に採用しているコースです。
そんな、多様性人材コースの特徴は、
「あまりにも多いから1次審査でも落とすけど、2次審査も精査しに行くよ。」
という感じです。
というのも、多種多様でユニークな留学計画は、審査員からするとツッコミどころ満載の留学計画です。
「その計画、本当にできるの?」とか「それ日本に何のためになるの?」とか、ケチをつけるのは容易な訳ですが、
その中いる、この人にしか出来ないビジョンがある人や、将来に期待できる魅力のある人を発掘したいので、2次審査でもまだまだ精査したいところでしょう。
1次審査の倍率は3~4倍くらいはあると思うのですが、
それでもまだ、2次面接の倍率は2~3倍くらいはあるでしょう。
ですが、このコースは人と比べるよりも自分のユニークさを出すことが肝かと思います。
未来テクノロジー枠
8期から始まった未来テクノロジー枠ですが、これに関してはデータが8期の分しかないので、ほとんど分かりません。
ですが、未来テクノロジー枠に該当できる学生はかなり少ないのではないかと思うので、元々の倍率が今後もかなり低くなると思います。
8期では、理系、複合・融合人材コース200人の枠のうち2割、つまり 40人の定員に44人の応募でした。これは、応募できる人が十分にいなかった状態で、結局は各コースで最も低い1.4倍になっています。
それも、未来テクノロジー枠は留学から今後のビジョンが繋がりやすいので、1次審査でトビタテの求める人材像と比べやすいコースです。
なので、1次審査を通っていれば2次審査ではちゃんとした人間性があれば問題ないと思います。
ですが、トビタテが必要ないと思えば定員と関係なく削られるので油断してはいけないことには変わりありません。
予想倍率は、1次審査が1.2~1.3倍。2次面接が1.1~1.2倍だと思います。
てか、倍率とか気にしなくていいんじゃ!
ここまで、自分の思う倍率を述べていった訳ですが、自分が2次面接通って思うことは、
「受かるやつが受かるべくして受かってるな」
ってことです。
トビタテの選考、特に2次面接は本当に素晴らしく正しく評価されてます。
大体こういう系は、表ヅラが良い口達者な人が有利なのですが、
トビタテ生は本当に多様性豊かで、共通で心の底から燃えてる人しかいません。
なので、表ヅラを慌てて準備する必要はないと思います。ちゃんと内側を見てくれます。審査員は人事のプロなので。
評価方法も定員を普通に無視してくるあたり、絶対評価に近いと思います。
なので、他人と比べるよりも自分のビジョン・計画を磨いて、熱意を持ってぶつかって行くことが大事だと思います!
以上です!