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トビタテ!留学Japanの1次審査の倍率って??

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こんにちは!

トビタテ7期生で、オランダは"s-Hertogenbosch"よりお送りしております!

 

トビタテの1次審査に出してみようか悩んでいる人も、もう準備し始めている人もいると思います。

そういえば自分が1次審査の時期に一番気になっていたこと、

「1次審査の倍率ってどんなもんなん?」

っていう話を今回はしようと思います。

 

※追記

8期から若干、募集者数が変わりましたが基本的に倍率に変化はないと見ています。ご安心ください。

(融合系:−20人、新興国:−10人、大学トップレベル:−10人、多様性:−10人。)

 

一次審査についての他の記事は下をどうぞ↓

トビタテ!留学Japanの1次審査で見られるコト - Football道

トビタテ留学JAPANの1次審査の申請にした準備 - Football道

トビタテ!留学Japanの1次審査を通過するには~自由記述の書き方~ - Football道

トビタテ!留学Japanの1次審査~オンライン申請書類の書き方~ - Football道

 

 

 

公式には公開されている倍率はどこまで?

トビタテ留学Japanの選考結果は文部科学省の公式HPにて、しっかりと公表されています。

URL:トビタテ!留学JAPAN:文部科学省

 

しかし、残念ながら

1期、2期を除き、総応募数と最終合格者数しか公表されていません。

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※地域人材コースは特殊なので除く

一応全期通して、公開されている「全募集vs最終合格者」はこんな感じですね。

 

1次審査に応募してる身からすると、1次審査のことが知りたいんだよ!って話ですよね。笑

他に大学ごとの合格者数とかも見れてそれはそれで面白いんですけど、肝心な1次審査は1期と2期しか公開されていません。

 

そんな中、貴重な1期2期の1次審査の倍率はこちら↓

  • 1期

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  • 2期

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いや、違いすぎるだろい。全然参考にならんわ。笑

 

まー、これから読み取れることは2つ

  • 1期の時、広報活動が大成功したんだな。
  • 2期は1期の反省を活かして募集集をいじったのと募集者がけん制したので、堅実な倍率になったんだろうな。

っていうことです。

 

まーつまりはですな、8期以降の皆さん。

1次審査の倍率は想するしかありません。残念ながら。

 

ですが、トビタテ全体の倍率自分の経験則トビタテ奨学金の特性をかみ合わせて、自分的にこれだ!っていう1次審査の倍率を述べていきますので、ご安心ください!

 

各コースの1次面接の倍率予想

述べた通り、各コースごとで自分なりの1次審査の倍率の予想を述べていきます。

 

理系、複合・融合系人材コース

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トビタテの4コースで最も枠数が大きいこちらのコース。

もちろん、応募数も多いですが最終選考の倍率で見ると、倍率が一番低いと言えるコースでしょう。(と言っても、多様性以外はどっこいどっこい。)

 

1期、2期での1次審査の倍率が、2.3倍1.2倍なんですが、このコースで定員の220人に達してない期が結構あって、それも大幅に少ないケースがあること。

つまり、

「トビタテで欲しいと思わなかったら容赦なく落とすよ。」

というスタンスということです。

 

ですが、そのスタンスで行く以上は2次面接でしっかり見る必要があります。

実際に、定員から一番人数を削られた2期では、

  • 1次審査:270人→224人(1.2倍)
  • 2次面接:224人→119人(1.9倍)

1次面接はほぼ通したのに、2次でゴリゴリに削ってます。

なので、2次でみっちり見てやるから、一旦、文部科学省まで来いって仰っているのがこのコースです。

 

なので、1次面接だけで見れば倍率はかなり低いコースじゃないかと思います。

ざっと、1次審査の倍率は1.1~1.5倍ってとこですかね。

 

新興国コース

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新興国コース、NGONPO系のボランティアが多い(気がする)このコース。

定員が一番少ない訳ですが、4期らへんの大学生にボランティアが大流行した時期に一気に応募数が増えてますね。ただ、大学生の流行りがすぐに衰退していくんだなってのが良く分かる応募数の下がり具合です。

 

真面目な話では、基本的には定員を下回っているあたり、融合系と同じく

「トビタテに要るか見てやるから一旦、文部科学省まで来い。」

っていうスタンスのコースかなと思います。

 

実際に、1期と2期の1次、2次の倍率は下みたいな感じになってまして、

  • 1期:341人→86人(4.0倍)→44人(2.0倍)
  • 2期:  92人→66人(1.4倍)→18人(3.7倍)

まー、一期は異常な応募数があったので、さすがに1次審査でしっかり落としてますけど、2期は1次審査はたったの1.4倍。2次面接の3.7倍に比べてかなり低いです。

 

2次と比べた1次の難易度で言えば、融合系よりも簡単なコースと言えるでしょう。

ざっと、1次審査の倍率は1.3~1.8倍ってとこですかね。

 

世界トップレベル大学コース

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世界トップレベルコースは、一個最大の特徴があると思っていて、それは

偶数期(2,4,6期)に応募数が激減すること。

です。

 

これは奇数期(1,3,5,7期)が8月頃~の留学が対象で、大学に行くことが必須なこのコースでは海外の大学が9月からセメスターが始まるのに合わせて応募しないといけないからでしょう。恐らく。

 

となれば、しっかりと人数が集まってる奇数期を見てほしいんですが、ほぼ定員までしっかり取って貰えてます。

まーそりゃ、トップレベルで学んでくること自体が有意義ですからね。その大学に留学してる時点で割と日本社会の期待の星な訳ですよ。

 

となった時に、1次審査で実践活動とアンバサダー活動の質を確認すれば、2次審査で見ることあんまりないですよ。たぶん。

だって、トップレベルの大学に行っている時点で留学の質は確証されてるんだから。

 

実際に、奇数期で参考になる1期でも

  • 1期:329人→107人(3.1倍)→61人(1.8倍)

と、かなり1次審査に偏った配分で決められています。

なので、他に比べれば1次審査が大事なコースじゃないかなと思います。

予想の1次面接の倍率は2.5倍の前後です。

 

ちなみに、応募数が少ない偶数期ですが、穴場かなと思いきやしっかり合格者数けずってくるので、留学の質が保たれなければ容赦なく削ってます。

これぞトビタテって感じです。

 

多様性人材コース

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来ました。言わずと知れた最難関コース。

そりゃー、どんな留学でも面白かったら認めてやるよ!っていうのが多様性人材コースです。ある種、常識から外れた留学計画が山ほど詰まってる訳です。

ですが、常識から外れている分、自分のやりたいことを一から説明して、試験官に納得してもらうのは至難の業な訳で、倍率が高いのも必然ですね。

 

まーけど、1期の時に定員が30人しかいなかったのが、2期には100人に急増されています。きっと1期に面白い人がいっぱいいたんでしょう。

多様性人材と題して、得体のしれない留学生を100人も取ってくれるのがトビタテの特徴で、トビタテがトビタテであるが所以がこのコースです。

 

自分が多様性なので、少し熱く語ってしましましたが、多様性人材の特徴は

「書類だけじゃ留学生のことはよく分からんけど、あまりにも多いから1次審査でも落とさざる得ない。」

ってところでしょう。

 

1期と2期の審査経過がこうです

  • 1期:513人→85人(6.0倍)→59人(1.4倍)
  • 2期:288人→194→(1.5倍)→76人(2.6倍)

 

こっからは、1期と2期の結果と、定員が30人→100人に急増したことから推測する自分の仮説です。

多様性落とさざる得ない説

 

まず1期。

トビタテの2次面接は全体的に2倍の倍率なんです。これは割と確実。

なんで、1期で30人の定員に513人の応募が来て、一次審査は定員の2倍の60人を2次面接に通したいところだけど、こいつら面白いから多めに85人通す。

2次で面接してみたら、めっちゃこいつら面白いじゃん。

→結果、定員の倍の59人通過。

 

2期。

1期の多様性がめっちゃ良かったので、定員を100人に増大

定員が100人ってことは、つまり1期の時に1次通した85人以外にもトビタテが取りたい面白い人材がいたってこと。

→だから2期は1次審査は多め(1.5倍)に通して、2次面接でじっくり見た。(2.6倍)

 ※けど、応募数が少なかったので2期では定員までは取らず。

 

3期以降。

毎回、定員をオーバー。

トビタテが欲しい人材が割としっかりいる。

けど、ここで一つルールがあって、2次面接は見れる人数が限られてるんです。

つまり、いくらいい人材がいても定員の2~3倍が2次面接の限界なので、たぶん。

 

結論:多様性は1次審査で3~4倍でしっかり削らざるえない。

 

ということです。

自分が多様性で応募するときめっちゃ彼らの数字とにらめっこして倍率を予想したので、ここだけ推測がしっかりしるでしょ?笑

まーけど、多様性が一番難しいことは間違いないので、多様性の皆さんは特に頑張ってください。(他が簡単なんて一言も言ってませんからね。どのコースも普通に難関。)

 

未来テクノロジー枠

8期から新しく出来た未来テクノロジー枠です。

まーもちろんですが、倍率なんて全く想像がつきません。笑

 

けど、これも自分の予想ですけど、

8期の募集要項読んで、確かに未来テクノロジーの欲してる人材は需要が高い分野ですけど、「需要が高い≠供給する学生が多い」ですからね。

それも、未来テクノロジー枠の求める「経験値のある学生」って、まー中々いないんじゃないのかなって思います。

 

理系の学部は、その分野の知識をインプットすることが直接的に自分のレベルアップにつながるので、文系が社会での経験値を頑張って稼ぐのと違って、自ら経験を得るために外に行くって学生は少ないんじゃないかなって思います。

 

なので、未来テクノロジー枠に当てはまる学生はなかなかいないんじゃないかなーと思ってます。なので、割と穴場化かと

 

けど、質が伴ってなかったらトビタテは容赦なく定員を満たさず削りますから。

難易度がある程度あるのは変わらないと思います。

 

 

てか、倍率なんて関係ねぇ。

こんだけ、色々と倍率について語ったんですが、全てひっくり返すことを言います。

 

トビタテには、「受かるべき人が、受かるべくして、受かります。」

 

企業の人事の人が審査をやってるからなのか、ハッタリで受かったなんて奴はほとんどいません。いないことはないけど。

けど、本当に留学計画をしっかり練って日本に貢献できるビジョンを持った人が受かります。

 

つまり、倍率なんて関係ありません!

受かる留学計画を練れば受かる。それだけです。

 

まー分かりますよ。他人と比べて、自分の立ち位置を測りたい気持ちもめっちゃ分かりますけどね、自分もそうだったので。笑

けどトビタテは、割と審査がしっかりした奨学金なので、

自分のビジョンと熱意を思いっきり書面にぶつければ大丈夫です!!

 

はい。という訳で、1次審査頑張ってください!

以上!

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