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トビタテ!留学JAPAN7期の2次面接~質問・服装・対策~

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こんにちは!

トビタテ7期生のたなかです!

 

自分は、これまでのトビタテ!留学Japanの解説の中で、「審査員側が何を見ているか」ということに焦点を置いて話してきました。

だって、相手を理解せずに自分の留学計画だけごり押しして受かろうとする候補者が多かった気がしたので。笑

その熱意はすごいので、その熱意を日本に向けられれば日本的にも良いことだと思ったので、そういう記事をこれまで書いてきました。

 

ただ、今回は単順に2次面接を受けて、これ先に知っときたかったなー。とか、これやっておいて良かったなー。と思ったことを書いて、後世に引き継ぎたいと思います!

 

2次面接の倍率予想の記事もあるので、よかったらどうぞ。

トビタテ留学Japanの2次面接、コース別の倍率は?? - Football道

 

 

2次面接の流れ

7期の2次面接は、個人面接が20分グループディスカッションが70分でした。

基本的な流れはこんな感じでした。

2次面接の流れ

文部科学省に集合。待合所で待つ。

         ↓

②集合時間になれば、点呼されてエントリーと名札カードを渡される。

         ↓

広い講堂をパンテーションで区切っただけの面接会場で企業の人事の方と1対1で個人面接。

         ↓

グループディスカッションの会場にみんなでぞろぞろと移動。

         ↓

5~6人の班に分かれて、グループディスカッション。ここもレストランをパンテーションで区切っただけ。(進行は前半共通のアナウンスで行われる)

         ↓

2次面接は終了。希望者はまたぞろぞろ移動して、交流会へ。帰りたい人は帰れる。

 

という感じでした。

 

概要・準備編

倍率

2次面接の倍率は3期以降発表されていません。なので、正確には分かりませんが、たぶんどのコースも2倍強じゃないかと思っています。

 

1次審査の通過者数が分かる1期と2期の選考結果から見ても、全体的に2倍強です。

7期の二次面接には約1000人来ているらしいので、恐らく2倍程度だったのかなと予想しています。

 

ただ、この情報もどこまで本当か分りませんし、この倍率は予想です。

トビタテ!第1期生の選考結果及び支援企業・団体について:文部科学省

トビタテ!第2期生の選考結果及び支援企業・団体について:文部科学省

 

 

服装

服装は自由となっていると思います。実際、本当に自由で大丈夫です。

(無礼講で無礼講しちゃいけないみたいな感じではない。)

なので、自分を表現できる服装が良いんじゃないでしょうか。

 

割合的には、私服が8割自分の留学に合った特殊な服装が1.5割スーツが0.5割という感じでしょうか。ほぼ、私服でちょいちょい民族衣装とか、エプロンのやつとかはいました。

スーツで来たやつは、「たまにナメた口を聞いてしまう癖があるから、イメージだけ真面目にしてきた。」と、敬語を覚える気が全くないナメた奴でした。

(↑これでも採用されてるからトビタテは面白い。)

 

自分は、実は知られていないトレーナーのドレスコード(チノパン・ポロシャツ)で行きました。 試験官に「これはどういう格好なの?」とツッコまれたので大成功でした。

なので、自分の留学計画に絡めた服装があればそれがベストですね。

 

個人面接編

個人面接では、20分間で企業の人事の方の質問に答えるわけですが、ほぼほぼの候補生がアットホームな雰囲気だったと言っていました。僕も、対話しながら聞かれていく感じで緊張感はゼロでやれました。

 

奨学金の特性上、圧迫面接して得られるものなんてないので圧迫はないと思うんですよね。なので、そこは安心して大丈夫かと思います。

 

質問

質問はオンライン申請書類と自由記述をもとに出されます。

なので、まず第一に1次審査の書類から外れたこと言わないことが大事です。

ん?どっちがホントなんだ?ってなって説得力がなくなるので。

 

計画が変わってしまったとかなら、はっきりと説明する手はありますが、1からまた説明しないとなので、すごく大変です。

 

他の候補者からも聞いた感じで、こんな質問が多かったとおもいます。

個人面接 質問集

・留学の理由

Q. 留学計画を簡単に説明してください

Q. なんで、それを学ぼうと思ったの?

Q. なんで、その大学(受け入れ機関)にしようと思ったの?

Q. それを学ぶのにその国がいいの?

Q. 日本じゃそれは学ぶこと出来ないの?

Q. この留学は、将来どんな形で活かすことが出来るの?

Q. 自分の目標と留学計画はどのように繋がっていくの?

 

・留学への準備

Q. その留学に向けてこれまで行ってきたことは?

Q. 留学計画で困難だと思っている所は?

Q. 親は留学に対してどう思っているの?

Q. 言葉は大丈夫なの?

Q. その分野って今、日本ではどういった状況なの?

 

・留学を経て

Q. 留学で学べることって何?

Q. 留学後、学習したことはどのように活かすの?

Q. その経験を日本で活かすことで、日本にはどのようなメリットがあるの?

Q. 留学後の計画はどんなの?

Q. その留学を経て、トビタテに還元できることってある?

Q. その分野が発展すると、将来どんなことが期待されるの?

 

・その他

Q. トビタテを受けようと思ったのはなんで?

Q. トビタテに落ちても留学は行くの?

Q. 今までで、困難に乗り越えた経験は?

Q. 自分の特徴・長所って何だと思う?

Q. 時間が余ったので最後に言い残したことがあればどうぞ。

 

こんな感じです。

自分が受けた質問。友達が受けた質問。自分が試験官ならこれ聞くなーっていう質問。を含めてます。

 

実際の自分の個人面接は、最初に「4分間で簡単に留学の概要を説明して」って言われて、その説明と1次審査の書類をもとに残り16分間で掘られました。

けど、順調に応えられていたのか、「時間が余ったので最後に言い残したことがあれば言っていいよ。」とアピールチャンスが舞い降りてきました。

 

個人面接で気をつけて良かったこと

個人面接の準備でやっておいて良かったことは、以下の3つです。

個人面接に向けてやって良かったこと

①留学計画の軸を作っておくこと

②面接の練習を先生に見てもらったこと

③当日、待合室で騒いだこと!!!

 

留学計画の軸を作っておくこと

個人面接では、聞かれた質問にバシッと答えていくことが大事だと思われがちだと思います。もちろん、それに越したことはないんですが。

けど、むしろ僕は、発言の筋が通っていることの方が大事だと思います。

 

なので、質問に対する答えを準備するというより、軸が何で。その軸をサポートする情報は何か。をはっきりさせておいたことで、割と筋が通ていることは言えていたんじゃないかと思っています。

 

面接の練習を先生に見てもらったこと

面接は一度、大人に見てもらうことを強くお勧めします!

今回、先生2人に面接練習を手伝ってもらって、やっぱり大人には大人の視点があるなと改めて感じました。

 

割と具体的で説得力ある部分だと思っていたところが、その理論は納得できないわー。と一刀両断されたり、盛っていたところが見事にばれたり。今思うと、某I先生とY先生に相談してなかったら絶対落ちていましたね。笑

やっぱり、人生を長く生きるということの偉大さを感じました。

 

なので、先生に見てもらうことをお勧めします!

 

当日、待合室で騒ぐこと!!!

これは関西人だからかもしれません。

自分が、このトビタテ面接で一個貫こうと思っていたのが「関西人プライド」です。

コミュ力で負けんとこうと。自分のキャラを出すためにも、関西人色は強めで行こうと。意識して行ったら、気付いた時にはもう一人の関西のやつと騒いでました。

 

もちろんガチで騒いでませんが、あそこの空間に響いていた音の5割は僕ら2人で出してましたね。笑

関東の人って本当におしとやかなんだと思いました。

 

けど、お陰さまで文部科学省内の2次面接会場は僕ら2人の完全ホーム状態で、緊張することもなく面接に臨めたのは大成功だったと思います。

 

 

グループディスカッション編

流れ

GDの流れはこんな感じでした。

GDの流れ

簡単に自己紹介

1人が4分間プレゼン

↓        ↺繰り返す

試験官が質問(2分)

候補生どうしがお互いに質問(10分)

テーマを与えられ、1分間の各自ワークの後にディスカッション(19分)

代表者が1分間で発表

 

進行は、全部の班で統一のアナウンスで行われるので、どのワークも時間厳守でした。

 

4分間プレゼン

4分間のプレゼンは、2次面接通して唯一、自分の自分による自分のためのアピールが出来る時間です。

しかし、4分しかありません。この時間の中で言いたいことをハッキリと伝えるか。また、プレゼンなので、聞き手を惹きつけることが大事です。

 

けど、自分のプレゼンは正直言って、普通でした。

ふざけたかったんですが、ふざけてると時間足りなかったんです。とりあえず、重要なところを協調して言いたいことがしっかり伝わるようには注意しました。

 

GD通して全部そうですが、これも4分間は時間厳守です。司会進行のスタッフが「それでは、質問に進んでくださーい。」とアナウンスするので、それ以上は喋れません。

本当にこのプレゼンは準備あるのみです。4分間にしっかり収まるように、かといってあまりすぎないようにしましょう。

 

ディスカッション

お互いに質問する時間

最初は、10分間でお互いの留学計画について質問し合います。

ここからのグループディスカッションは試験官は全く口出ししません。進行役を決めてくださーい。とかもなく、さぁ始めてくださいでスタートします。

 

GDで見ているのは人としての能力なので、まず大事なのはこの班でディスカッションを上手く回していくにはどうするべきか。です。

リーダーしたがりなやつが、出てきたらそういつを中心に補助しながら回していくことが大事ですし、リーダーが誰も出てこなかったら自分が回さなければなりません。

 

自分は、始めましょうの合図後、1秒でだれも出てこなかったら第一声を出して司会進行の役をしようと決めていました。リーダー絶対やってやろう!!って意気込んでるやつは開始早々誰にも負けまいと手を挙げるので、そこに向かって行くのは時間の無駄なので。

 

テーマについて話し合う

質問し合ったら、次はテーマが与えられて、そのテーマについて1分間各自で考えさせられました。

僕らの時のテーマは、

「留学をより良くするために大事なことを班員のプレゼンから3つ挙げてください。」

でした。

 

割りと班員の意見をまとめるのが難しいテーマでしたが、それは18分間の間にどうやって班員の意見をまとめるのかを見たいからなので、このテーマの答えに正解があるわけではありません。

大事なのは、そのテーマが班員全員で決められていることです。

 

テーマを考える→班員で共有する→全員の意見をまとめる→代表者を決めて発表する。

このプロセルが出来ていれば、おっけいです。

 

 

最後に

色々と言ってきましたが、僕が一番2次面接にむけて準備するべきだと思うことは、「2次面接楽しんでやろうぜ!!」っていう心構えです。

 

自分の留学について魅力的に語らないといけない。って思うとめっちゃ緊張してしまうと思います。

けど、トビタテの試験を受けに来ている候補生はみんな個性的で、面白い考えを持った人たちばかりなんです。

こんな意識の高い人たち、自分の大学に帰ったら見つかりませんよ!!

 

企業の人事、スタッフ、意識の高い候補生。こんな面白い人に大量に会える90分間は人生でまー2度と来ないと思います。

なので、自分のことも大事ですが、まずはこの2次面接を楽しむことを自分はおススメします!!

 

以上です!!

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