海外スポーツチームで働くメディカルスタッフの種類と役割
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皆さん、こんにちは!
ヨーロッパのフィジオというトレーナーになるべく、トレーナーの勉強をしています、たなかです!
サッカー小僧たるもの、一度はヨーロッパサッカーの現場で働きたいと夢見る物ではないでしょうか。
選手としてはダメでもスタッフとしてでも海外のサッカーに食い込みたい!そんな皆さんに、今回は海外サッカーで働くメディカルスタッフを紹介していきたいと思います。
その他のスタッフのことは以下でも紹介してます!
海外サッカーチームではどんなスタッフが働いてるの?? - Football道
海外サッカーチームのテクニカルスタッフの種類と役割 - Football道
メディカルスタッフ
メディカルスタッフとは、ケガの診断・治療・予防などスポーツ医療を行うスタッフです。
基本的に、いくつかの専門分野のスタッフに分かれており、それぞれが他の専門分野と連携してメディカルスタッフチームで選手の治療やケガの予防などを行います。
メディカルスタッフは、概ね専門分野によって以下のスタッフに分かれます。
スポーツドクター
スポーツドクター。つまり、医者です。基本的には整形外科医がこの役割を担います。
ケガや風邪を患った時はまずお医者さんの所に行って診断をしてもらいますよね?スポーツチームでも一緒で、ケガをすればまずスポーツドクターに診断をしてもらいます。
それ以外にも、予防に対する知識も強いため、診断と予防が専門分野で、つまりケガの発生前後に対して主に役割を担います。
ドクターはメディカルスタッフの中で最も知識量が多く、メディカルスタッフの中で最も権限がある役職になります。その為、けが人の治療方針や復帰時期の判断などは、必ずスポーツドクターを介して行われます、加えて、ディカルスタッフチームを統括することも仕事になってきます。
フィジオセラピスト
日本のスポーツトレーナーの役割は、海外ではフィジオセラピストになります。
ケガの治療など、けが人に対して実際にアプローチすることや、マッサージなどで選手の疲労を取ることなどが、主な仕事です。
つまり、ドクターがメディカルスタッフの統括を行うのに対し、ドクターの指示に沿って、実際に選手のサポートを行うことがフィジオセラピストの役割と言えますね。
フィジオせラピストは治療やマッサージの技術はもちろんのこと、けが予防のトレーニングなどまで行うので、幅広い専門的な知識が必要になってきます。
また、選手との距離が比較的近い役割でもあるため、選手の心理的なケアなども出来なければなりません。非常に総合的な能力が求められる仕事だと言えます。
鍼灸師などその他の治療家
その他にも、鍼灸師やマッサージ師など様々な治療家がチームでは働いています。
これは、チームによってまちまちで、ドクターや監督の好みなんかで個々の人員配分が決まります。
契約の形も、その地方に行く遠征の時だけや、単発での契約なんかもあり、様々です。
治療家の中でも一番ポピュラーなのが鍼灸師になると思います。ドイツには「Acupuncturist」という鍼灸師の資格があって、鍼灸師は鍼が出来るという特殊さがあるので好まれる傾向にあるようです。
特に、日本の鍼灸師の鍼と海外の鍼は違うらしく、ドイツのアイントア・フランクフルトで働いてらっしゃる日本人の鍼灸師の方が日本の鍼灸師の技術は通用するとおっしゃっていました。
鍼灸師の皆さん、頑張ってください!
以上!
海外サッカーチームで働くメディカルスタッフ達でした!